
しつこいニキビの原因は腸の乱れにあり?
ニキビに悩んでいる人は、治りにくい、治ってもすぐまたニキビができる状態を繰り返している人が多いです。
そんなしつこいニキビを何とかするには、腸の機能を見直してみるという方法があります。
ニキビと腸?というと一見関係性がなさそうですが、お肌と腸には、密接なかかわりがあるんです。
腸とニキビは切っても切れない関係?!
いきなり結論から言うと、腸の乱れは、ニキビを作る原因になります。
腸は、食事で摂取した栄養素の消化や吸収を行う大切な臓器です。
腸内環境が崩れてしまうと、腸管の機能が低下して栄養素の吸収が損なわれてしまい、同時に便の排出も難しくなります。
そのため、便と一緒に排出されるはずの老廃物(毒素)も腸内に残されることに…。
この毒素は大腸内にある血管から血液中に入り込んで、やがては皮膚まで到達し、そこから排出されます。
つまり、それがニキビや肌荒れを引き起こしているのです。
腸機能が乱れると、便秘になりやすくなり、その便秘がさらに腸機能を低下させます。
本来排出されるはずの便や老廃物が腸内に残されている状態では、腸がうまく機能しないのも当然です。
腸の乱れはつまり、腸内細菌のバランスが悪くなっていること!
この時、腸内では悪玉菌が優位になっており、それが更に便秘や下痢を悪化させてニキビの原因にもなるわけです。
現代の食生活は便秘になりやすい
現代の食生活は便秘の原因になる要素がたくさんあります。
まずは、食の欧米化により肉や油もの・加工品中心のメニューになって腸に負担を与えていること。
また、野菜や海藻・果物などを食べない人は、食物繊維が不足しているのも原因の一つです。
運動不足で腸のぜん動運動が弱まっていることや、ストレスによる自律神経の乱れも、腸の動きを悪くするため、便秘を引き起こしてしまいます。
腸内環境を整えて便秘が解消されれば、腸内の毒素もなくなりニキビ改善が期待できます。
腸内環境を整えるためにできることをチェックしておきましょう。
食物繊維は善玉菌の餌になり、腸内環境の改善につながる栄養素です。
腸内の有害物質を排出する働きもあるので積極的に摂るようにしましょう。
主な食材は、野菜・海藻・果物・発酵食品・穀物など。
乳酸菌が入っている、ヨーグルトと組み合わせるのもおすすめ!
ストレスは厳禁!
過度なストレスにさらされると自律神経のバランスが乱れて腸の動きを悪くしてしまいます。
便秘や下痢を慢性化させるので、ストレスは溜め込まないようにしましょう。
運動不足で腹筋の力が弱くなると、腸のぜん動運動が落ちてスムーズな排便ができなくなってしまいます。
ウォーキングや腹筋など軽い運動をして腸の動きを良くしてあげましょう。
過度な運動は交感神経を刺激して腸の動きを悪くするため注意してください。
ニキビができやすく、治りにくいという人は、腸機能を疑ってみましょう。
腸内や血液中の毒素が、ニキビの原因になってしまうんです。
ニキビを治したいのなら、便秘を解消させて腸の中をきれいにしなくてはなりません。
食物繊維をタップリ摂って、ストレスの発散や運動で、腸機能を改善させてみてくださいね。
スキンケアの基本、化粧水の使い方
ニキビを治すには洗顔が重要なのは言うまでもありません。お肌に合った洗顔料を選び使用してください。
洗顔後の化粧水も大切です。
女性なら日頃、当たり前のように使う化粧水ですが、意外と化粧水の使い方に自信がないという人、または正しい使い方を知らない!という人が多いんですよ。
美肌のためにはまず保湿といわれ、化粧水はその保湿を担っているスキンケアの大切な1ステップです。
しかし、意外と化粧水の使い方に自信がないという人もいるみたいですよ。
そんなこといまさら聞けないという人も多いので、スキンケアの基本として化粧水の使い方についてまとめてみました。
化粧水の役割とは?
化粧水の最も大切な役割は、お肌の保湿です。
特に、水分の補給が化粧水を使う目的になります。
スキンケアのステップとして、洗顔で清潔にととのえられたお肌に、化粧水で水分補給をし、そのあとで乳液や美容液などで、肌内部の水分が逃げないようにコーティングします。
つまり、化粧水は、お肌の保湿ケアの中で中心となる重要な役目を担っているんです。
化粧水の種類と選び方
基本的な化粧水は、主に保湿ケアを目的としたものです。
この基本の化粧水を選ぶときには、どんな保湿成分が含まれているかが大切なポイントになります。
保湿成分としては、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などが有名ですよね。
そのほかにも、プラセンタなど、独自のバランスで有効成分を配合しているメーカーもありますので、じっくり比較検討して選びましょう。
化粧水には、さらに、美白用、ニキビ用、毛穴引き締め用など、機能性化粧水もたくさん出回っています。
気になる肌トラブルがある人は、それに応じて、自分に合ったものを選ぶようにします。
化粧水の使い方
化粧水は、洗顔後なるべく早くお肌になじませます。
洗顔後の肌は極度に乾燥した状態ですので、手早く水分補給することが大切です。
化粧水を肌につけるときには、手でつける方法と、コットンを使用する方法があります。
手でつける場合には、化粧水を温めながら使うことで、浸透しやすくなるというメリットのほかに、毎日手で肌を触ることにより、お肌の調子が分かりやすいという特長もあります。
一方、コットン使用の場合は、手のひらでつけるよりも清潔に保ちやすいということと、手のひらに吸収される化粧水の分、効率的に顔の肌に浸透されるというメリットが考えられます。
いずれにしても、自分のやりやすい方法で行うのがおすすめです。
その日のお肌の調子でコントロール
お肌の状態は毎日変化しています。
肌の様子を確認しながら、丁寧に保湿ケアを行いましょう。
乾燥が気になるときには、特に念入りに化粧水を重ね付けします。
毛穴の開きや皮脂量が気になる時には、さっぱりタイプの化粧水や収れん化粧水で毛穴を引き締めるのもおすすめです。
毎日のスキンケアの基本である化粧水を上手に使って、美肌作りを続けてくださいね。